ハーレーのツーリングモデル最高額!【CVO ストリートグライド】の価格や特徴を紹介

マフラーから排気

ハーレーがアメリカで2019年8月21日に発表した2020年モデルの中で、最も高額なツーリングモデルがCVOストリートグライドです。CVO(カスタム・オペレーション・ビークル)はハーレーが既存モデルをカスタムするサブブランドで、カスタム部品は全てハーレー純正となります。価格は4,695,900円からで、バガースタイルを採用して幅広い年齢層から支持を獲得したストリートグライドスペシャルがベースです。カラーはブラックスターダストフェイド、スモーキーグレー/ブラックホール、サンドデューンの3種類で、全てスペシャルカラーなため価格は変わりません。

ストリートグライドスペシャルとの大きな違いは、排気量1,923cc、166Nmものトルクを発生させるV-Twinエンジン(ミルウォーキーエイト117エンジン)とデュアルベンディングバルブフロントサスペンション、手動でプリロード調節ができるエマルジョンリアサスペンションです。どれもハイパフォーマンスモデルにふさわしいCVO専用設計となっており、ロッカーボックスはレッドカラーのアクセントが入っています。
レッドカラーはサイドバッグやエアクリーナーにも入っていますが、スモーキーグレー/ブラックホールを選ぶとフロントフェンダーにもアクセントが入ります。

細かい部分にも手が加えられており、デュアルハロゲンヘッドランプからバンク角に合わせて向きを変えるアダプティブLEDヘッドランプに変更、アルミホイールはグロスブラックとサテンブラックから選ぶことが可能です。また、Bluetoothで接続できるワイアレスヘッドフォンが標準で付いています。

ツーリングモデルはアメリカ大陸を横断するために作られたと言っても過言ではなく、初心者でも扱いやすいシルキーなエンジンとしなやかな足回りが魅力です。CVOモデルの足回りはハイパワーを受け止められるよう設計されているとは言え、しなやかさはベースとほぼ変わらないため、長距離も苦になりません。
ハーレー最新の安全も装備はもちろん、ベースではオプションだったタイヤ圧モニタリングシステムインジケーターが標準で装備されているので、わざわざ停車して空気圧を確認することなくツーリングを楽しめます。